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野沢 尚〔著〕 |
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自殺した奈美が教えてくれた伝説の雫の話。川をどこまでも上流に登っていくと、岩の間から水が湧き出している。その何も混じっていないきれいな水を、みんなで飲めば友情は永遠に・・・・・・。さよならも言わずに逝ってしまった友の思い出を胸に、わたし、真琴、理沙の三人は「永遠の友情」を求めて冒険の旅に出た。野沢版”スタンド・バイ・ミー”! (文庫裏表紙より引用)
修学旅行中に親友の奈美が自殺したことを知り、麗子と真琴と理沙の三人は東京へ戻ります。しかし、その帰路の途中、奈美に教わった雫を求めて、2人の先生を欺き、列車から抜け出すことに。その雫というのは、飲むと友情が永遠のものになるという伝説の一滴。3人にとって奈美の存在は大きく、決して簡単に受け入れられるものではないけれど、3人には強い心と、強い絆の仲間がいた。友情が永遠になることを望み、険しい道を進む、まさに、少女版スタンド・バイ・ミー。
夢見がちな私は、こういう分かりやすい話が大好きです。
すっぱくて、ほろ苦い、だけどどこか暖まる。そんな物語でした。
この作品は野沢さんが脚本をつとめた同名の映画を元にした小説だそうです。あとがきの日付が1987年大晦日とありますから、 今から20年近く前の小説なんですね。そのあとがきに映画の映像の美しさが語られています。見てみたかったですねぇ。理沙役は深津絵里さんだったそうですよ。
なぜ今この作品が文庫化されたのかは分かりませんが、再び野沢さんの作品に触れることができて嬉しかったです。今頃、天国でどうされているでしょうか。元気でやっているといいのですが。こんな言い方もおかしいですね(^^ゞ






